目先の小さな利益にこだわり、大きな間違いを犯したのではないかー「アーサ採ったらだめ」

2月21日(土)晴れ 最高気温23℃ 最低気温16℃ 南風 海上風速10m

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一昨日の地元紙

この記事を見て、唖然とした。

70代、80代のおばぁが岩場に自生する
アオサ(方言名アーサー)を採った事を
漁協の組合員が宮古島海上保安署に
通報。

海保が「漁業法に抵触し漁業権を侵害」する
ものとして、「警告書」を出したの記事。

いやはや、了見の狭い人間が
いるものである。

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アーサー

アーサー採りはいわば、宮古の冬の風物詩の
一つであり、老人たちの冬の楽しみの一つである。

アーサー料理を作って、家族を楽しませ、
ご近所におすそわけをして、互いに
親睦を深める習慣が長い間に渡って、
行われてきた。

また、それは人とのつながりを深めると同時に、
絵になる風景でもある。

観光に訪れた島外の人たちはその
風景を眺める中で、宮古の人たちの
生活の一端を知ることができ、
アーサーを知るきっかけにもなる
はずだ。購買にもつながるかも
しれない。

いうなれば、宮古の冬の観光資源、
宣伝材料の一つになりはしないか。


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今回の処置が、漁協にどれほどの
経済効果をもたらすものなのか。

むしろ、宮古の多くの人間を
潜在的な敵に回す事になりは
しないか。

市場に出回るアーサーは買わない
とする人たちも出てくるのではないか。

物事にはいろいろな視点が必要である。
経済のみならず、観光や文化、習俗など
総合的に考えて、判断を
下す賢明さが必要がある。

目先の小さな利益にこだわり
大きな間違いを犯したのでは
ないかと危惧をする。

記事関連

「アーサ採ったらだめ」

http://www.miyakomainichi.com/2015/02/72920/


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葉タバコの植え付け


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倒されたキビ

この記事へのコメント

沖縄原
2015年02月21日 16:32
kuraさんの記事を拝見し、また新聞記事も読みましたが、何とも悲しく侘しい話ですね。

宮古特有の、のんびりゆるゆる~とした印象とは全く違う杓子定規な判断だと思います。

こんな重箱の隅をつつくようなことをするのなら、島にとって多大な影響を及ぼすゴミの不法投棄やゴルフ場で使用する薬剤、大規模な建築による土砂の流入など、もっと厳しく監督して欲しいことが一杯あると思うのは私だけではないでしょう。

宮古も世知辛くなってきているのでしょうか・・・残念です。

kumama
2015年02月21日 20:50
そうですよね。禁止地区と許可地区を設けるぐらいのことはすべきですよ。
おばぁの楽しみでしょ。伝統なんだし。
伝統の楽しみを奪っても止む無しというのならば、まず、八重干瀬のサンゴの上をバキバキ歩くのをやめてほしいわ。
なんとも納得できないニュースですね。
kuu
2015年02月21日 23:28
ホント、唖然( ; ゜Д゜)です。
採ったものを売りさばいてる訳じゃないのに、何だか悲しいです。
kura
2015年02月22日 07:19
沖縄原さん、おはようございます

仰るように、宮古には、不法投機、薬剤、土砂の流入など
自然を破壊し、人間や他の生命体の健康を害する問題が
あります。これらに対し、いろいろな角度から分析、
解決の道を一つ一つ着実に実行することがさらに
求められます。「ゴミの島」「毒の島」の汚名返上
は早急の課題でしょうね。

アーサー採りなどはむしろ冬の風物詩として、
市や観光業者などが積極的に取り上げ、広く
宣伝したほうが「経済効果」が生まれるのでは
ないかと思えます。

海は本来誰のものでもありません。
そこで自生するものも同様です。

法を盾に自分たちの利益のみを
優先する傲慢な態度は許されません。

kura
2015年02月22日 08:23
kumamaさん、おはようございます。

漁業権なるものがあっても、これまで
暗黙のうちに、アーサー採りは認められて
いたのですね。双方に見えざる仕切り線を設け
それぞれアーサーに関わっていたものと思えます。
そこで生きる人間の知恵を感じます。

金、金、金が唯一の価値と考えているのではないか
と思わせるような今回の暴挙でした。

ならば、関係者はささやかな楽しみを奪う、弱い者いじめ
とも見られるような、ちゃちな監視は止めて、海の男らしく
もっと豊かに海の幸を受ける方法等を吟味し、実行
するのが本務と自覚してもらいたいですね。

サンゴを踏みつけて歩くなど、海破壊、漁業破壊
の何物でもありませんね。
















kura
2015年02月22日 08:56
kuuさん、おはようございます

全くスケールの小さい話ですね。

世の中は金や法以上に高いもので
人間関係は成り立っているものと
思います。
これらを壊すようなことを主張
しているわけですから、この
反動は怖いものになるかもしれませんね。

ま、今の漁業実態を垣間見た感じもします。
衰退しつつある漁業者の悲鳴なのかもしれません。
いずれにしろ、悲しい話ですね。




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