家内、ポルトガルを旅する②ーシントラ観光

11月24日(木)曇りのち雨 最高気温21℃ 最低気温20℃ 北東の風 海上風速17m

「  」内は家内の言葉です。

山を下り、シントラの町で昼食。

深い緑のなかに点在する貴族の別荘がきれいです。

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タイル、(ポルトガルでは、アズレージョというそうです)を外壁に使った家も可愛い。


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大きな白い煙突が2本見えてきました。
王宮(ポルトガル王家の夏の離宮)の
シンボルだそうです。
  

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王宮
 
イスラム教徒が残した建物をディニス王が居城とし
14世紀にはジョアン1世が増改築を行い、
2本の煙突はこの時代のものだそうです。

その後もマヌエル1世の時代に増築が行われ、
ムデハル、ゴシック、マヌエル、ルネッサンスなど
多彩な建築様式が見られるそうです。

マヌエル様式とは、16世紀初めの大航海時代の繁栄を
象徴するポルトガル独特の建築・芸術様式のことで、
ゴシック式の影響を受け海外交易によって築かれた
巨万の冨を象徴するかのような過剰装飾が特徴的です。

その様式名は、ポルトガルのマヌエル1世の名に由来しています。


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ムデハル様式とはレコンキスタ(国土回復運動)の後、
残留イスラム教徒の建築様式とキリスト教建築様式が
融合したスタイルのことで、
アラビア語で残留者を意味する「ムダッジャン」に由来します。
建物の壁面に幾何学文様の装飾を施しているのが特徴的です。


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私が、一番気になっていたのはここ台所。
巨大煙突の内部はこうなってます。
たくさんのかまどが並んでおり、これらの煙を
集中して排気する仕組みになってました。

白鳥の間 
 
天正遺欧使節団の少年たちも(伊東マンショたち4名)
ここで開かれた舞踏会に招待されたとか。


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27羽の白鳥が描かれています。

数々の時代をたどるアズレージョ(タイル)

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アラブの間
 
ここのアズレージョは、ポルトガル最古だそうです。

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外に出ると山の上に午前中登って行った
ムーア人の城跡、ペナ宮殿が
きれいに見えました。

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この後また、どんどん坂道をのぼり
レガレイラ宮殿に向かいます。

まあ、この坂道のきつかったこと。
宮殿が見えてきてやっと着いたと思うと、
入り口はもっと上でした。

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チケットを購入する間に汗を拭き拭きちょっと休憩。

薪が塀のように積まれている。                       微妙な距離を保つ2匹の猫。       
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レガレイラ宮殿
 
17世紀に王族の別荘として建てられた館を、
20世紀初めにブラジル出身の富豪が買い取り
イタリアの建築家ルイジ・マニーニが改装を
担当した、ゴシック、ルネッサンス、マヌエル様式が
混在するそうです。

といってもよく分からず、山の斜面にに広がる庭園に
様々な仕掛けがある点在するところが面白かったです。 

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 螺旋階段と洞窟。


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井戸なのかなと思ったのですが、螺旋階段が下まで続いています。

降りると登ってくるのがしんどいなと躊躇しましたが、
登らず、そのまま進むということでやむなく降りました。

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60mほど下ったところの真っ暗な洞窟を抜けて外へ出ました。

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庭園は、起伏に富み泉が点在し教会もあり迷路のようでした。

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また王宮広場に戻り、皆さんは「ケイジャータ}という
名物のお菓子を食べに出かけましたが、
私はお菓子より一服と広場で休憩。


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ちょっと一人で街散歩をして、シントラ観光終了となりました。

(感想)

「天正遺欧使節団」について興味を感じたので、少し調べてみた。

ウィキペディアによれば彼ら少年4名(派遣当時の年齢は13~14歳)は
「1582年2月20日(天正10年旧暦1月28日) 長崎港を出港。
1584年8月10日 (天正12年旧暦7月5日)ポルトガルの首都リスボンに到着。」

ざっと2年半かけてリスボンに到着したというわけだ。

当時の船舶の脆弱さや天気予報の不備、台風等の襲来、病気など、
いろいろ想像すると、命懸けの航行であった事が容易に想像され、
無事に到着できたことが不思議な感さえする。

彼らを支えたのは、キリスト教への厚い信仰と使命感であったのだろうか。

帰国後の、秀吉や家康によるキリスト教への弾圧下の中で、
彼らはどう身を処したのであろうか。

国家の変貌と個人の生き方の関係について考えさせられた。

現代もまた然りというところか。


記事関連

家内、ポルトガルを旅するーリスボン、ロカ岬、シントラ

http://1120kura.at.webry.info/201611/article_12.html

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