家内、ポルトガルを旅する⑤ーアレンテージョ地方

12月2日(金)曇り 最高気温24℃ 最低気温21℃ 北東の風 海上風速15m

『』内は家内の言葉です。

4日目(10月27日)
 
今日は、移動日。
リスボン、テージョ川にかかる「4月25日橋」を渡って
南のアレンテージョ地方へ向かいます。

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「テージョ川のかなた」を意味するアレンテージョ地方

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ブラシエスと呼ばれる緩やかな平原に
コルク樫や、オリーブ畑が広がっています。

赤く見える幹は、表皮のコルクを剥いだ
木だそうです。

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近寄ってみると、随分分厚い表皮です。
ポルトガルのコルクは、生産量、品質ともに世界一だそうです。

エヴォラ
アレンテージョ地方の中心都市で、ローマ時代から
この地方の中心都市として栄え
ルネッサンス期には、大学も設置された
学芸の都でもあったそうです。

リスボンから約130㎞2時間ほどです。

町の中心ジラルド広場
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ディアナ神殿
 
2~3世紀にかけてローマ人によって造られた、コリント様式の神殿。

中世には、要塞として使われたおかげで、ベリア半島に残る
ローマ神殿のなかでは、比較的保存状態がよいと
されているものです。

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カテドラル

12~13世紀のロマネスクからゴシック過渡期に建てられた大聖堂。
正面は、要塞のようないかめしい造りですが、中に入ると
八角形のドームが美しい聖堂です。
 

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祭壇の身廊上部には16世紀に作られたパイプオルガンがあります。

1584年9月8日にエヴォラに到着した天正遣欧少年四節の4人は、
このカテドラルで当時のヨーロッパでも珍しかったパイプオルガンの
演奏を聴いた(披露したとの一節もある)といわれています。

カテドラルを出てちょっと街歩き
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狭い路地の風景もなかなか素敵です。
お土産やさんを覗きながらうろうろ。

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このカフェのディスプレイは、いろんな種類のかぼちゃでした。

お土産用のタイルも素敵なデザインのものがたくさんありました。

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昼食後は、またリスボン市内まで戻り
さらに北へ1時間ほど走ってオビドスまでいきました。

オビドス
 
城壁に囲まれた町で人口は800人ほど、「谷間の真珠」と呼ばれるかわいい町です。
ローマ時代に海からの敵の侵入を防ぐために、砦が作られたのが起源です。

イスラム勢力に征服された後、1148年アフォンソ・エンリケスによって
ムーア人の支配が終わると町が再建され、1282年には、
ディニス王が町を訪れた際、王妃イザベルがこの町を
いたく気に入ったとかでこの町を王妃に贈ったそうです。

以後1834年までオビドスは、代々王妃の直轄地だったそうです。
 
バスの車窓から町の全景。

右下に水道橋が見えます。
その奥がオビドスの町です。
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イスラム時代に造られたオビドスのメインゲートです。
敵の侵入を防ぐため二重のジグザグ構造になってます。
アーチ型の通路の内部を飾るのは18世紀のアズレージョ。
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青年が、アコーディオンで歌っていました。
アーチの下では音響がよいからでしょうか。

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花がたくさんでとてもきれいな町でした。

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ちょっと盛りを過ぎていましたがブーゲンヴィレアが見事です。

サンタ・マリア教会
1444年に10歳のアフォンソ5世が、8歳のいとこイザベラと
結婚式を挙げた教会だそうです。

どこの国でも権力者の子供は大変だね。

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内部の壁は、17世紀のアズレージョで覆われています。

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町を囲む城壁
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町の一番奥は、中世の城を改装したポサーダ。
 
ポサーダは、古い王宮や寺院を改装した国営ホテルのことです。

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メイン通りは、たくさんの観光客でにぎわってますが、
ちょっと外れて路地に入るとひっそりとして、猫ものんびり歩いています。
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縞模様が取っても素敵な猫
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門柱に飾られた壷の陰の猫                          子猫もくつろいでます。

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堂々たるオス猫、                            リュウゼツランの花
縄張り争いで負傷したのでしょうか?

最後にちょっとだけ城壁の上に登ってみました。 
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落ち着いたいい町でした。
この後さらに海沿いの町ナザレに向かいました。

(感想)

10歳の男の子と8歳の女の子が結婚式。

可哀想だな。

閨閥に限らず、一般に、特権階級の人間は
一見幸せそうに見えても、実際のところ、
どうであったのかな。

ここに登場する猫の方が幸せに見えなくもない。

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