家内、イランを旅する⑧ーチョガ・ザンビル、スーサ(シューシュ)遺跡 シューシュタルの水利施設 

5月23日(火)曇りのち晴れ 最高気温28℃  最低気温24℃ 北東の風のち東風 海上風速6m

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「イラン(ペルシア)写真紀行」様よりお借りしました。

クリックすれば拡大します。

「  」内は家内の言葉です。

「8日目 4月19日
 
テヘランのホテルでの滞在時間6時間半。
朝早く、またテヘランのメフラバード空港へ
トンボ帰りです。

今日は、南のアフワズ空港まで、イラン航空で移動です。

アフワズ
 
1953年、イランで最初に石油が発見されたのがここ。
発見の翌年から採掘、生産が始まり、国内有数の油田地帯となっています。


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石油精製所のフレアスタックが見えてきました。

余剰ガスを無害化するために
焼却した際に出る炎です。

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小麦畑も広がっています。

アフワズから北へバスで1時間半走って最初の見学地に到着

チョガ・ザンビル 

1935年、油田調査中に偶然発見されたエラム建築の代表作。
105m四方の階段状ジックラト(古代メソポタミアやエラムの
都市にあるピラミッド型の聖塔)

本来は7層のピラミッド状で高さは52mあったそうですが、
現存しているのは、3層28mほどです。

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紀元前13世紀の中頃、エラム国の王ウンタッシュガルが
スーサを行政の中心に定める一方、
宗教的中心としてここにジックラトを建設。
 
巡礼地としておおいににぎわったそうですが、紀元前640年に
スーサがアッシリアにより陥落すると同時にジックラトも
破壊されてしまいました。

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日干し煉瓦で建設し、表面は焼成煉瓦で仕上げています。

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半円アーチのゲートも現存。7層目の入り口となる南西の階段の前には
宗教儀式に使われていた円筒状の祭壇も残っています。

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正方形の角は、正確に東西南北を向いています。
エジプトのピラミッドは大きな石を積み上げていますが、
こちらは小さな煉瓦。
正確に積み上げる技術と労力。
すごい!

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煉瓦の中には、王の名を刻んだ楔形文字も残っています。 

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テヘランのイラン考古学博物館で見た雄牛の石像と
青銅の車輪はここで発掘されたものです。


チョガ・ザンビルからさらに北50km
スーサの町に到着

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昼食

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いつものナンと小麦のスープ、パック入りサラダ
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今日は、オクラのシチュー。ご飯は全部は食べられないので半分にします。

スーサ(シューシュ)遺跡

アケメネス朝の冬の首都。

当時の行政の中心地であり、現在ルーブル美術館に収蔵されている
ハムラビ法典碑が発見された場所です。
 
規模の大きな都市遺跡ですが、保存状態が悪く、
ただ石ころが転がっているように見えます。

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アパダーナ(柱が多いという意味)は、ダレイオス1世によって
建設された宮殿の中の謁見の間。

高さ23mぐらいの石の柱が36本あったといわれています。

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広い敷地内の見学ですが、暑いの何の。
昨日までは、山岳地帯なので寒いくらいだったのに
今日は38度まで気温が上がっています。
さすがに長袖、スカーフを巻いての身にはしんどく、
早く涼しいところに行きたいと思いました。

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馬の彫像、顔は損傷が激しくよく分かりません。

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王家の町、宮廷の役人たちが住んでいた場所。

ここでは、エラム王国の時代からアラブ征服時代にまで及ぶ
多くの遺跡が発見されているといいます。

博物館
 
中は冷房が効いていてほっとしました。

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玄関前にある石柱の下部部分、ハスの花模様が施されています。

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中には、石柱の上部にあったという雄牛の柱頭飾り

素晴らしかったのは、壁のレリーフ

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ユニコーン

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武人?

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スフィンクス?ただしこれらは、レプリカ。
オリジナルはイギリスの大英博物館に
あるそうです。


街を走っていると、今までの町と違ってバイクを良く見かけました。
バイクに乗りながらもバスに興味津々、よく手を振ってくれます。

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シューシュタルに到着
シューシュタルは紀元前にも遡るという古い町。
3世紀、ササーン朝の時代に巨大なダムが築かれてから発展したそうです。
 
シューシュタルの水利施設 

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川のカーブを利用してダムを建設し、高い位置に貯水池を作り
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岩盤を掘って造られたいくつもの水路へ水を流し
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水車を多数設置して1日に14トンもの粉をひいていたところです。

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仕組みを表した説明版。

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近代にはこの水流は水力発電にも利用され、1970年代初頭まで
国内で2番目の電力量を供給していたそうです。
その当時の発電機の残骸。ドイツ製だそうです。

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社会見学に来ていた中学生。
知ってる英語を駆使して話しかけてきます。
そして写真を撮ってと大騒ぎでした。

ブルーの制服で、ヒジャブという頭と首を
覆うものをかぶっています。

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水辺は涼しくいろんな鳥がいました。左の鳥の名前は分かりませんが、
右はヤマセミだと思います。

どちらも水中の魚を狙っていました。

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鴨の親子も可愛かったです。

またアフワズの町に戻りました。

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下校途中の小学生。
制服はピンクで、白いヒジャブを被っています。
 
女の子は目立つのでよく分かるのですが
男の子の学生は目に留まりませんでした。

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ホテルでの夕食
魚のシチュー。これはもうひとつの味でした。」

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