家内、イランを旅する⑭ーイスファハン(イランの真珠)

6月15日(木)曇りのち雨 最高気温27℃  最低気温25℃ 北風のち北東の風 海上風速12m

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「イラン旅行記(2008年)」様よりお借りしました。

「   」内は家内の言葉です。

「13日目 4月24日
 
イスファハンは、イランの真珠とも呼ばれる美しい街です。

1597年、サファヴィ朝のアッヴァース1世が首都と定め都市計画を推進。
イマーム広場を中心に宮殿や寺院、バザールや橋など壮大な街づくりが
なされたそうです。
 
絹の輸出を中心に経済も発展、細密画やタイル美術、陶器など
ペルシャ芸術の開花も見せ、繁栄を極めたといいます。

その栄華は、「世界の半分」と称されたとか。

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朝、川べりをサイクリングする若者をたくさん見かけました。
この街では、自転車が推奨されてるようです。

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自転車のモニュメントがあちこちに置かれていました。

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朝食用のナンを買って帰る人。無造作にぶら下げています。

マスジェデ・ジャーメ(金曜日のモスク)
 
創建は8世紀。元々ゾロアスター教の拝火神殿があった場所。
イスファハンで一番古いモスクです。
一度焼失し、現在まで残っているうちの大部分を12~14世紀に再建。
その後増改築を繰り返しています。

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バザールに面した入り口は、地味です。

礼拝堂

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12世紀のレンガで造られた小さなドーム型天井を、多数の列柱が支える様式

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柱に施された模様も手が込んでいます。

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12世紀にドーム屋根2つとミナレットが加えられ
さらに、4つのエイヴァーン(戸外に向かって大きく
開いた屋根のかかった部分)も造られました。

タイル装飾がなされたのは、16世紀。

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南側のエイヴァーンの天井部分は象嵌のようなモザイク模様。

圧巻はこれ
 
漆喰作りのメフラーブ(メッカの方向を示す壁のくぼみ)

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イル・ハン朝のスルタン、オルジャイトォーのために造られたもの。

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コーランの文句や唐草模様をあしらった繊細なレリーフ

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奥には、モンゴルのゲル(遊牧民のテント)をイメージした冬用の祈りの間
天井には、アラバスターで造られた透かし窓。

四十柱宮殿
 
1647年にアッバース2世によって建てられた宮殿。

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実際の柱は20本ですが、正面の池に映る柱と合せて
40本に見えるということからこの名がついています。

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遠足に来ている高校生、制服の上に黒いチャドルを着ています。
その上のカラフルなリュックが面白かったです。

宮殿内部は、
壁いっぱいのフレスコ画

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ペルシャとオスマンの戦いの図や、酒宴の様子を描いたものです。

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ムガール朝の王子をもてなす宴

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これはインドとの戦いの様子かな?

庭は、アッバース1世時代に造られたペルシャ式庭園で
世界遺産に登録されています。

たくさんの花が咲きとても落ち着く庭園です。

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バラもたくさんありました。
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バスに乗り込むときに手を振ってくれる小学生。
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遠足に来ていたようです。
皆ヒジャブで頭と首を
覆っています。

今日の昼食は、ちょっと高級目のレストラン。
内装が宮殿のようにきれいです。

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キャバーベ・メイグー(海老のケバブ)海老が
ずらりと並んで串に刺さっています。

お肉に飽きてきていたメンバーには嬉しかったのですが、
ちょっと焼きすぎの感ありでした。

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サフラン入りのアイスクリームと、チャイを飲むときの砂糖もサフラン入りでした。

イマーム広場
 
縦550m、横160mの長方形の広場を2階建ての回廊が囲んでいます。

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イマーム・モスク
 
アッバース1世の命を受けて1612年に着工。
完成までに26年かかったという壮大な寺院。
 
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このエイヴァーンとミナレットは、広場のための装飾的な門。

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天井の鍾乳石飾りが見事です。

中庭に入ると
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モスクは広場に対して45度方向が変わっています。
これは、メッカの方向に向けて建てられているからです。

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中央礼拝堂のエイヴァーン。

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一面青のタイルをはじめとする七色の彩色タイルがびっしり。

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天井ドームのタイルの細かなデザインがすごい。

外側のドームは高さ54m、内側は38mと
二重構造になっています。

この空間のため音響効果が良くなっているそうです。

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礼拝堂の両脇には、二つの神学校もありました。
 
シェイフ・ロトフォラー・モスク

 レバノンの聖職者シェイフ・ロトファラーを迎えるために建立した寺院。
アッバース1世は、彼の娘を妃としたそうです。

王族だけが使用するモスクなので、こじんまりしています。
 
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ドームの外部、内部ともに絵柄が描かれたタイルではなく
小さな彩色タイルをモザイク状に並べることで
様々な柄を作り出しています。

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黄色を多用した装飾で、特にドーム天井の模様は、
孔雀の羽を思わせるものです。

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エイヴァーンの鍾乳石飾りも精密です。

2つのモスクを見学した後は、バザールでフリータイム」

※この稿、続きます。
次回はイスファハンのバザール、
各夜景の様子を
お知らせします。

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