家内、イランを旅する⑯ーイスファハン(ジョルファー地区)、イマーム広場、橋巡り

6月17日(土)雨のち曇り 最高気温27℃ 最低気温24℃ 南西の風 海上風速13m

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「イラン旅行記(2008年)」様よりお借りしました。

「   」内は家内の言葉です。

「14日目 4月25日
 
今日は、イランの祝日

称命日=唯一の神アラーの称命を受けて、ムハンマドが預言者となった日

今日の観光は、アルメニア系住人が多いジョルファー地区へ。

17世紀初頭、アッバース1世が、アルメニア人の優れた職人や商人などを
呼び寄せたのがその始まり。
 
「ジョルファー」というのは、現在アゼルバイジャン共和国との国境に位置する
彼らの故郷の町の名
 
アッバース1世は、イスファハンの栄光に寄与する彼らに、信仰の自由を与えたため、
独自のキリスト教世界が作られました。
 
13ものアルメニア教会が点在しています。

ヴァーンク教会(アルメニア使徒教会)
 
ヴァーンクは、アルメニア語で修道院の意味。
アルメニア人たちの最初のキリスト教会として1605年に建立。
しかし、イスラム教徒たちによって破壊され、
1655年~66年にイスラム教モスクに似せた
ドーム屋根の聖堂を建立。

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8731㎡の敷地に聖堂、図書館、教区評議会場、博物館などがあり、
この地区の宗教・文化・社会の中心的存在です。

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大聖堂のドームのてっぺんには十字架がのっています。

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聖堂内部の壁には「最後の審判」など旧約聖書の場面や、
聖人が描かれています。

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1710年~14年に壁の下部を覆う
タイルが追加され、イスラム美術と
キリスト美術の融合した教会に
なったそうです。

再び市内中心部に戻り、イマーム広場へ。
昨日見学しなかった宮殿の見学です。

アリカプ宮殿
 
1~2階はアッバース1世時代にバルコニーと
3~7階はアッバース2世の時代に造られた
イランで最初の高層建築です。

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アリカプとは大きな門・扉を意味します。

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大きな門扉を入ると、天井には生命の木のモチーフや
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絨毯や更紗のような模様画がありました。

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階段1段ずつ、踊り場もタイルが施されています。

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18本柱で支えられた屋根のテラス。4階部分に当たります。

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ここからイマーム広場全体が見渡せます。

青空でなかったのが残念。

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昔は、池や噴水はなく、砂地の広場で、王達はこのテラスから
ポロの試合や国家や軍事の儀式を見ていたそうです。

※ポロ→世界で最も古い歴史をもつ競技の一つである。
紀元前6世紀のペルシャ(現在のイラン)を起源
(中略)
チーム競技であり、1チームは通常4人で構成される。
メンバーは馬に乗り、マレットと呼ばれるスティックで球を打つ。
この球を相手チームのゴールに運べば得点となる。(ウィキペディア)

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パノラマで全景を撮ろうとしましたが、
端が切れてしまいました。

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さらに階段を登って6階の音楽の間。

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壁には音響効果を高めるため、漆喰で造られた
楽器や陶器型の穴が沢山。
音だけでなく目で見ても楽しめる部屋でした。

昼食は、昨日の夕食と同じレストラン
 
今日のメインは2つから選べます。
チキンとなすのシチューか

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私チョイスのチキンのざくろジュース煮込み
選択を誤りました。

甘酸っぱいとは思っていたのですが、
なんとも甘すぎました。

午後は、橋巡り。

チュービー橋
 アッバース2世によって建てられた長さ147m、幅4mの小さな橋。
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これはバスの車窓から

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川べりを走っていると、こんな標識が並んでいました。
駐車禁止はレッカー移動しますよと言う意味だと
分かるのですが謎は、テント禁止マーク。

ハージュ橋
 
アッバース2世時代、1666年に完成された長さ133m、幅12mの橋。
 
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上層部と下層部の2重構造になっており、下層部は水門が付けられ
ダムのような役割を果たしていました。

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橋中央部は、八角形のテラスが設けられており、
王が涼をとりながら宴会をしていたとか。

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中央テラスの装飾

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橋のたもとにはライオン像、番人の顔が彫られています。

現在は、涼を求める地元の人たちでいっぱいでした。
特に今日は祝日なので、家族連れが目立ちます。

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スィー・オ・セ橋(33アーチ橋)
 
1602年に完成した長さ300m幅14メートルの橋。
 
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ここにもたくさんの人が。

手前の男性二人は、プロパンガスのボンベを運んでいます。
水のタンク、脇に絨毯もかかえ、さらに
お鍋が入った袋を提げています。

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橋上部のアーチが33あることからこの名が付けられたそうです。

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川べりの緑地帯には、ピクニックの人たちがいっぱい。
道路脇には、ずらりと車が駐車していて
敷物や食べ物持参で来ているようでした。

さっきの大荷物の人たちもこれから宴を張ろうとしていたようです。

ペルセポリスへ行った日も金曜日の休日だったので
途中の緑地帯でたくさんの家族連れが
ピクニックを楽しんでいました。

4時ごろイスファハン空港到着

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夕食は、空港内のレストランで

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大きなハンバーガーとノンアルコールビールを飲んでみました。
ビールといっても苦甘いレモンジュースのようで、
とても飲めたものではありませんでした。

イラン航空の飛行機で、1時間15分
マシャドに到着」

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