家内、イランを旅する⑪ーペルセポリス

6月4日(日) 曇りのち雨 最高気温27℃ 最低気温25℃ 東風のち北東の風 海上風速9m

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「イラン旅行記(2008年)」様よりお借りしました。

「   」内は家内の言葉です。

「10日目 4月21日 続き

ペルセポリス

紀元前520年、アケメネス朝ペルシャのダレイオス1世が建築に着手し
その子クセルクセス1世によって完成された総面積12万5000㎡の都。
 
アケメネス朝時代、王達は冬の首都スーサから2月半ば頃に
ペルセポリスへ来て3月のノウルーズ(イラン暦の正月)の
儀式を行い、5月頃まで宗教的首都であるペルセポリスに滞在。

その後、夏の首都であるエクバナタ(ハマダーン)に移動していたそうです。

今回の旅のハイライト、いよいよ見学です。
 
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111段の階段(ひとつの岩から5段分の階段を切り出して削ったもの)を登ると
ペルセポリス宮殿の正門、クセルクセス門が現れます。

クセルクセス門

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西ゲートの牡牛像

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東ゲートの人面有翼獣身像と円柱

儀仗兵の通路にある双頭鷲像。

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体がライオンで、鷲の頭がついています。
頭の間に梁を載せ通路に屋根をかけて
いたそうです。

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こちらは馬の頭

百柱の間 

かつては100本の柱を有したペルセポリス最大の広間.。

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当時は財宝を展示し、朝貢者に対して帝国の富を
誇示するために使われたとか。

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テヘランの考古学博物館に展示されてる牡牛の柱頭は、
この百柱の間にあった柱のひとつ。

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北の門には左右50人、100人のレリーフ

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西側に入り口ライオンと戦う王のレリーフ。
右は博物館に展示してあったもの。

アパダーナ(謁見の間)
 
ダレイオス王の命によって立てられた豪華な宮殿。

属国からの使者との謁見やノウルーズ(新年)の
祭儀のために使われていました。

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高さ2・6mある床の上に、高さ19mの36本の柱が立ち
レバノン杉を使った屋根を支えていたそうです。

東階段のレリーフ

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四角い帽子がペルシャ人、丸い帽子はメディア人。 
牡牛を襲うライオンのレリーフ、ライオンが夏、
牡牛が冬を表し、季節の移り変わりを表しているとか。

またライオンを王、牡牛を敵の象徴と見る説も
あるそうです。

南向きの階段脇には王に贈り物を献上する
属国の使者の様子が彫刻されています。
 
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使者の衣装や献上物が国によって特徴的に描かれています。

リビア、エチオピア、エジプトなどの遠いアフリカの国
カッパドキア、スクドリア、イオニアなどのトルコの国や
インドなどもあります。

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23の国々は糸杉のレリーフで区切られています。

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どの国の使者も先頭の人はペルシャ人に
手を引かれています。

上に上がると今は12本の柱が残るだけ

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テヘランの考古学博物館にある謁見図はここアパダーナにあったレリーフのひとつ

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タチャラ(ダレイオス1世の宮殿)
 建材に磨きぬかれた黒大理石を使っているため
「鏡の間」とも呼ばれています。

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メディア人やペルシャ人の高官たちのレリーフ。

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王の食事のために子羊やスープが入ったボウル、
米の椀を運ぶ使用人たちのレリーフ。 

ハディーシュ(クセルクセス1世の宮殿)
 
ここにも王の偉大さを表すレリーフが残っています。

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他の人より王を大きく描くことで偉大さを表してるそうです。
右は、博物館にあるもの。

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ここにも玉座担ぎのレリーフがあります。
王の頭上には、ゾロアスター教のシンボル。

博物館

クセルクセス1世が建てた王妃の住居跡に
建てられた博物館を見学。

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グリフィンをかたどった瓶、レリーフに描かれていた
アルメニアの使者が手にしていたものと同じです。

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重要なものはテヘランの考古学博物館に移されているので
展示物は少なかったです。

この後フリータイム
 
みな、ペルセポリスが一望できるという丘の上にある王の墓まで登っていきましたが、
姉と私二人は炎天下の中、もう歩くのは無理なのでカフェで一休み。
メロンのフレッシュジュースがとってもおいしかったです。

3時間半にも及ぶペルセポリス見学を終えて、またシラーズに戻りました。」

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